一人暮らしの高齢者数は、以前に比べますます増加しているそうです。
特に地方では、若い世代の方が仕事のために地元を離れることが多く、そのまま地元以外の場所で家族を持ち、残された親世代が高齢者夫婦の世帯、或いは高齢者のひとり暮らしとなるケースが多く見られるとのことです。
やはり、地方では仕事の数も少なく、また、若い世代を満足させる娯楽もないことから中心部に人が流出していくのでしょうね。
私自身は、地方と呼ばれるほどでもなく中心部でもない中途半端な地域に生まれ育ちましたが現在、家族とは離れて一人暮らし。実家には母が一人で住んでいます。
まだまだ、元気で働いていますが100%安心できるということはありませんね。
病気になったときや困ったことがおきたとき、すぐに駆けつけられる距離にもいないので、メールだけは欠かさないようにしていますが、母が忙しくメールの返事が送れたときなどは、ちょっとドキドキします。
こんな風に高齢者世帯と離れて暮らしている人たちを安心させるサービスが、「24時間安否見守りシステム」です。
見守るといっても部屋中に監視カメラをつけたりするわけではなく、冷蔵庫の扉の開閉回数が普段より大幅に減少しているとか、全く電化製品が使われていないなどの「普段と違った様子」を感知して、遠方に住む家族にメールでお知らせをするというサービスです。
このシステムをつけたからといって、高齢者が自宅で過ごす際に制約を受けることはなく、プライバシーも尊重されます。
奈良で行われたテストでは、このシステムの有効性が確認されたとのことで、今後も利用者へのアンケートなどを元にシステムの改善などが行われていくそうです。
高齢者をひとりにしないことが最善の方法だと思っていても、私も含め、そうできない事情がある方もたくさんいらっしゃると思います。
総務省の「H21年度ICT経済・地域活性化基盤確立事業(『ユビキタス特区』事業)」プロジェクトの一環として実現した研究だそうですが、この様に現実に即した、多くの人のためになる研究になら、もっと税金を使ってもらってもいいかなぁとおもいます。







